17時試合開始。
合計8試合。
基本的にNOAHはシングルが少ないです。
1〜6試合目まではタッグ。
めんどくさいので7試合目から書きます。
セミは
森嶋猛VS丸藤正道
森嶋猛の体重145kgと丸藤正道93kgと50kg以上の体重差がある2人のシングル。普通だったら森嶋が圧倒的に差をつけて勝つだろうと思われる試合。ただ、丸藤は天才児とまで呼ばれた男。
序盤は丸藤が動き回り森嶋の右手にダメージを蓄積される。スピードで翻弄して森嶋の攻撃は単発で終わる。
前までの森嶋ならそこでばててしまって終わりだったと思いますが一発のラリアットやバックドロップが重い。
ROHヘビー級王座から陥落したものの明らかに国内外で防衛して着実に力をつけてました。最後は森嶋が怒濤の攻撃で丸藤から3カウント。メインに繋がる最高の試合をしました。
NOAHの試合を見てて狙いがわかる。前から言われてますが
2代目ジャンボ鶴田→森嶋猛(もっと体力があるといいと思います。)
2代目ジャイアント馬場→田上明(今日も客席から「田上もっと動け〜」と野次が飛んでた。)
2代目小橋健太→塩崎豪(塩崎に関しては段々自分のスタイルが作れてきてるので違うかもしれません。)
そんなこんなでセミの熱を残したままメイン。
こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!こーばーし!
もう開場が暗くなる前から大小橋コール。
小橋健太、高山善廣組VS三沢光晴、秋山準組
小橋が黒いフードを深く被り入場して来た時に俺はうるうるきてしまいました…武道館の全員が小橋の名前を叫んでました。
我慢してたんですけどリングに入る前にタッグを組む高山善廣が小橋の為にロープを開けました。一瞬止まる小橋。約1年6か月ぶりの試合でのリングイン。しかもパートナーの高山も脳梗塞から復帰したレスラー。
泣いた…わたくし28才になり初泣きでございます。あれ見て泣かないヤツは人間じゃねえ。
試合開始。
先発は高山、秋山だったんですけども秋山が小橋来い!とアピール。また大小橋コール。観客全員に見えるように大きいタッチで小橋登場。
癌からの復帰第1戦。
小橋が捕まりました。
序盤の15分くらいまでは小橋やられっぱなし。しかも小橋が出す技はチョップしかない…
しかも、攻撃を見てても他の3人に比べてワンテンポ遅れてる。大丈夫か???
それを高山がうまくフォローしてました。もうそろそろ終わりかなと思っていたら「高山ー!こい!」小橋がアピール。バーニングハンマーは失敗しましたが握り拳からのムーンサルトプレスも見せてくれました。
秋山のエクスプロイダー、三沢のエメラルドフロウジョンも1度は最後の雪崩式エメラルドフロウジョンにやられてしまいました…
それでも27分7秒。最高に面白い試合でした。
写真は受け身の天才三沢光晴が小橋のチョップと高山のミドルキックを交互にぶち込む所。これも小橋がちょっと遅れてた気がする。気にしすぎか…
まともな事を言う熱い男は大嫌いですけど小橋は別だ。中身がある。
川田利明が「小橋を殺すには刃物はいらない。ダンベルを取り上げればいい!」みてえな事を言ってました。いやーかっこいい。
前に週刊ゴングのインタビューでも丸太のような腕をバンバン叩きながら「まだ細い…」と呟いてました。
人生頑張れそうです。
今日の1曲はMidnight Bankrobbersの冬のピノキオからMy Name Isを紹介します。ROSSOのチバユウスケとイマイアキノブのインストバンド。この曲はチバさんがブツブツしゃべってます。「名前は言いたくない。気にいってないからさ!」
ラストはミラクルが起きる。